特集 卒後臨床研修の必修化を控えて
【研修病院の準備状況】
研修病院の準備状況―聖路加国際病院の場合
石川 陵一
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1聖路加国際病院
キーワード:
新臨床研修制度
,
聖路加国際病院
,
管理型臨床研修病院
,
研修プログラム
,
ELECTIVE
Keyword:
新臨床研修制度
,
聖路加国際病院
,
管理型臨床研修病院
,
研修プログラム
,
ELECTIVE
pp.447-450
発行日 2003年5月1日
Published Date 2003/5/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1414100613
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聖路加国際病院は,昭和初期に米国式インターン・レジデント制度をわが国で初めて導入し,医師の卒後臨床教育の分野では長年にわたる経験と実績のある臨床研修指定病院である.今回,卒後臨床研修の必修化を控えて,当院の現状と現時点での準備状況,今後の課題について紹介したい.
当院は,1992(平成4)年,520床の新病院へ移転し,救命救急センター(1次から3次まで),腎センター,ハートセンター,生殖医療センター,PCU(緩和ケア),予防医療センターのほか,大学病院なみの全科を備えた民間総合病院となった.2001年度の入院患者実数は12,923名,平均在院日数は11.8日,一日平均外来患者数は2,617名であった.
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