特集 どうなる 特定健診・特定保健指導
【特定健診・特定保健指導への対応】
日本病院会・日本人間ドック学会の取り組み
山門 實
1,2
1日本人間ドック学会特定健診・特定保健指導対策委員会
2三井記念病院総合健診センター
pp.606-608
発行日 2008年7月1日
Published Date 2008/7/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1541101233
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いよいよ平成20年4月より特定健康診査・特定保健指導(以下,新健診)が医療保険者に義務化され開始された1,2).この新健診は,内臓脂肪肥満に着目した,いわゆるメタボリックシンドローム健診であるが3),その形態は,従来の人間ドック健診システム,すなわち,健診の実施とともに,その結果の説明と,その結果に基づく生活習慣の改善指導およびフォローアップを,法的に,ことに保健指導の重視を定めたものと理解される.
日本病院会・日本人間ドック学会はこれまでも人間ドック健診による予防医学事業を展開してきており,新健診についても積極的に対応していく姿勢をとっている,
本稿では,日本病院会・日本人間ドック学会の新健診への対応の現況について概説する.
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