特集 個人の力と医療・社会
患者と専門職の協働
大熊 由紀子
1
1国際医療福祉大学大学院
pp.46-49
発行日 2008年1月1日
Published Date 2008/1/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1541101098
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新しい医療のかたち
「個人の力と医療・社会」というこの特集と深いところでつながっている出来事が,2007年の年末に相次ぎました.
医療の質・安全学会(高久史麿理事長)が,第2回の学術集会を機会に設けた「新しい医療のかたち賞」もその1つです.
賞の選考は,新聞・テレビの医療分野のベテランジャーナリスト9人が学会から委嘱されました.学会とジャーナリズムの協働も画期的な出来事です.自薦・他薦90団体の中から,「患者発」「医療機関発」「地域社会の取り組み」の3部門それぞれ1活動が選ばれました.いずれも,強い思いが周りの人々の心を揺さぶり,広がり,深まっていったという共通点があります.
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