連載 アーキテクチャー 保健・医療・福祉 第154回
患者・高齢者の新しい居住形態二題―ケアタウン小平
太田 拓也
1
1一級建築士事務所 太田ケア住宅設計
pp.968-971
発行日 2007年11月1日
Published Date 2007/11/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1541101066
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ケアタウン小平は,行政機関や各種医療・福祉機関などと連携・協力し合いながら,ホスピスケア(末期癌には限らない)と在宅ケアを融合,地域社会に根づいたコミュニティケアとなることを理念としている.
調和の取れた医療と福祉を融合させた高齢化社会の都市型ケアタウンモデルとして,ケアタウン小平は,従来の行政サービスだけでは不十分であったり,また制度上の狭間でサービスや支援を受けることが困難であった人たちが1人でも多く,住み慣れた地域のなかで安心して暮らせる社会となることを目指している.
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