最後までよい人生を支えるには 多死時代の終末期医療 コミュニティーとして終末期を支えるには
地域の中で 都市部での取り組み ケアタウン小平チームの場合
山崎 章郎
1
1ケアタウン小平クリニック
キーワード:
家族
,
死別
,
ボランティア
,
ターミナルケア
,
チーム医療
,
保健医療水準
,
患者会
,
小平市
Keyword:
Bereavement
,
Family
,
Patient Care Team
,
Quality of Health Care
,
Volunteers
,
Terminal Care
pp.1300-1303
発行日 2013年12月1日
Published Date 2013/12/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00974.2014056513
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外科医として16年の経験から,一般病棟は人生の最期を過ごす場所として相応しくないこと,ホスピスでのケアこそが,一般病棟における終末期医療の問題を解決できるケアの考え方であり,取り組みであると考えるようになった.また,ホスピスでのケアの経験を通して,ホスピスケアは,命を脅かされるような人生の困難に直面している,すべての人々に有用なケアのあり方であることを確信した.そこでホスピスケアを地域の中で,がん患者にも非がん患者にも提供しようと考えた.本論文はその取り組みの経緯である.
©Nankodo Co., Ltd., 2013