連載 アーキテクチャー 保健・医療・福祉 第120回
新医療施設2題―兵庫県立粒子線医療センター 医療法人社団ゆうあい会 ゆうあいクリニック
青木 一元
1
,
梶原 美知雄
2
Kazumoto Aoki
1
,
Michio Kajiwara
2
1株式会社日建設計設計室
2株式会社フジタ建築本部設計センター
pp.1026-1031
発行日 2004年12月1日
Published Date 2004/12/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1541100945
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
兵庫県立粒子線医療センターは,世界最高の性能を持つ大型放射光施設「Spring-8」を中核とする播磨公園科学都市に位置し,切らずに治すがん治療(放射線治療)の一種である粒子線治療を行う世界でも有数の先端医療施設として建設された.
粒子線治療は,計画から治療実施,そして治療中・治療後の結果評価など,複雑で長いステップから成り立っており,長期に及ぶ入院生活を快適に過ごすため,QOL の向上に重点をおいた計画が求められた.
Copyright © 2004, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.