グラフ
「患者の視点」を徹底的に追求―自然に融合したガーデンホスピタル 静岡県立静岡がんセンター
pp.169-174
発行日 2003年3月1日
Published Date 2003/3/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1541100568
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JR三島駅から車で近づくと,雄大な自然の中に静岡県立静岡がんセンターが次第に浮かび上がる.駅から15分ほどで到着するが,同センターからは北に富士山,南に天城,西に駿河湾,東に箱根を眺めることができる.富士の麓の丘陵に建築された静岡がんセンターは,静岡県は県のがん征圧拠点として2002年9月開院した.
患者の視点を重視する
構想段階から参画した山口建総長は,設立におけるキーワードを「患者の視点の重視」と強調する.同センターでは患者の視点を重視した医療を展開するため,「がんを上手に治す」,「患者さんと家族を徹底支援する」,「成長,進化を継続する」を運営の基本方針として掲げている.
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