連載 病院ファイナンスの現状・22
―間接金融(17)―間接金融によるその他の資金調達手段(医師会提携融資,公的融資,制度融資など)
福永 肇
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1国際医療福祉大学医療福祉学部医療経営管理学科
pp.489-491
発行日 2006年6月1日
Published Date 2006/6/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1541100319
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間接金融の解説最終回(17 回目)の今月号では,今まで解説してきた福祉医療機構,民間銀行,国民生活金融公庫以外の間接金融での資金調達手段と補助金・助成金の概要を説明します.なお,7 月号では物融のリースを,8 月号以降は診療報酬債権や不動産の資産担保債権証券化,病院債などの直接金融を予定しています.
■医師会提携融資
各都道府県の医師会では,医師会の会員が有利な条件(金利優遇)で資金調達ができるように個別の金融機関(銀行や信用金庫,信用組合など)と提携融資の協定を結んでいるところがあります.医師会と金融機関とは個別の契約ですので,自院の取引金融機関が非提携先のこともあります.
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