特集 今後の病院の財政基盤を問う
地域金融の現状と変わりつつある医療機関向け融資スタンス
増本 稔
1
1信金中央金庫総合研究所
pp.216-218
発行日 2005年3月1日
Published Date 2005/3/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1541100255
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医療機関はかつてない競争の時代に入り，業界内は中小病院を中心とした裾野の広いピラミッド構造が変化し始め，経営内容によって大きく二極化が進みつつある．一方，金融機関は不良債権問題に一定の区切りをつけ，特に地域金融機関はリレーションシップバンキング（中小・地域金融機関のあり方）など新たな方向性を打ち出し，有望マーケット向け融資を模索している．そうした中で，医療制度の抜本的改革の方向が打ち出され，金融機関の医療機関向け融資スタンスは変わりつつある．
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