グラフ
地域で分担する医療機能 病診連携と外来分離の発展的試み-財団法人仁泉会医学研究所 北福島医療センター・保原中央クリニック
pp.169-174
発行日 2005年3月1日
Published Date 2005/3/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1541100249
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財団法人仁泉会医学研究所 北福島医療センターは,2002年12月に福島市の北側に隣接する伊達町にオープンした226床の急性期病院である.入院機能を充実させ,外来は救急と血液疾患・乳腺疾患・いたみの3専門分野の特殊外来に特化.開放型病院の認定を受け,地域医療機関との連携を重視する姿勢を前面に出している.
それまで伊達町に隣接する保原町で運営していた総合保原中央病院(252床)が手狭になったことから,入院機能を新設の当センターに移し,総合保原中央病院は建物を改装して外来専門の保原中央クリニックに衣替えした.
センターをクリニックから約3km(車で約10分)離れた隣町に置くことで,明確に外来分離を打ち出した.
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