特集 外来機能はどうあるべきか
事例に見る外来機能
保健・福祉と連携した地域のかかりつけ病院として
井上 陽介
1
1湯沢町保健医療センター
pp.390-391
発行日 2006年5月1日
Published Date 2006/5/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1541100205
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新潟県南魚沼郡湯沢町は温泉とスキーで有名な観光地である.湯沢町にはもともと有床(19床)の国民健康保健診療所,二つの個人診療所(無床)があるだけであった.入院医療は近隣の六日町や大和町(ともに現南魚沼市)にある病院,もしくは長岡市にある医療機関に頼っていた.救急医療についても十分な対応はなかなか困難な状態であった.
そのため国保診療所の入院・救急対応機能を拡大・拡充させ,以前からあった総合福祉センターに町の保健・福祉機能を集約し,新病院とリンクさせることとなった.
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