追悼
水野祥太郎先生を偲ぶ
浅野 達雄
1
,
矢谷 令子
2
1大阪大学医学部付属病院
2国立療養所東京病院付属リハビリテーション学院
pp.503
発行日 1984年7月15日
Published Date 1984/7/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1518104340
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川崎医科大学に心臓発作後,療養中の水野祥太郎先生を,5月8日,“先生早く良くなって下さい.”と御見舞いして参りましたのに,5月10日,享年77歳の御年で,御永眠されたとの訃報に,ただ声もなく私達は生みの親であり,リハビリテーション医学界の偉大な指導者を失った悲しみにつつまれております.
水野先生は,戦後まもない,昭和25年,諸外国の医療と制度の視察に行かれ,日本のリハビリテーション医療が,欧米先進国と比べ,遅れている現状を痛感され,早急にこれらを導入し,発展させることに尽力し貢献されました.
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