Japanese
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特集 理学療法・作業療法と隣接学際領域
看護・保健医療と理学療法との接点
Point of Contact among Nursing, Health Care and Physical Therapy
福屋 靖子
1
Yasuko FUKUYA
1
1筑波大学社会医学系
1Department of Nursing and Rehabilitation Medicine, Institute of Community Medicine, The University of Tsukuba.
pp.11-14
発行日 1988年1月15日
Published Date 1988/1/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1518103939
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Ⅰ.初めに
全人的医療・リハビリテーション援助の成立には,チームワークが不可欠である.1人の対象者に複数の専門家がチームとしてかかわり援助を有効なものにするためには,各専門職間の連携がよく保たれていることが必要である.良い連携成立のための前提条件として重要なことは,相互に相手の専門性を尊重することであり,また,自分の専門分野を効果的なものとするためには相手の専門分野との協力関係が必要であることを認識することだと思う.すなわち,そのためにまず,相手の専門分野について理解することが良い連携の原点となろう.
与えられたテーマにおいて両者の接点について論ずる前に,看護について少しく理解を深めてみたいと思う.
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