Japanese
English
研究と報告
Chiari骨盤骨切り術(変法)後の理学療法
Postoperative Physical Therapy for Modified Chiari Pelvic Ostcotomy
神戸 晃男
1
,
山田 俊昭
1
,
吉村 正通
1
,
堂前 隆志
1
,
三井 徳明
1
,
山崎 安朗
2
,
東田 紀彦
2
,
西島 雄一郎
2
,
石野 洋
2
Akio KOBE
1
,
Toshiaki YAMADA
1
,
Masamichi YOSHIMURA
1
,
Takashi DOMAE
1
,
Noriaki MITSUI
1
,
Yasuaki YAMAZAKI
2
,
Norihiko TODA
2
,
Yuichiro NISHIJIMA
2
,
Hiroshi ISHINO
2
1金沢医科大学病院
2金沢医科大学整形外科
1Kanazawa Medical University Hospital.
2Department of Orthopedic Surgery, Kanazawa Medical University.
pp.333-338
発行日 1987年5月15日
Published Date 1987/5/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1518103785
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Ⅰ.はじめに
1953年,Chiariが発表した骨盤水平骨切り術は,従来の臼蓋形成術の欠点を克服し(1)骨頭の強固な骨性支持の獲得,(2)殿筋機能の改善,(3)早期理学療法の開始可能,(4)関節可動域低下への影響が少ないという利点があり,本邦でも諸家によりその追試あるいは種々の変法が工夫されてきた1).
われわれは,当院で行われたChiari骨盤骨切り術(変法)施行例について理学療法を行ってきたが,今回(1)術後の理学療法プログラム,(2)臨床経過,(3)術後疼痛に対する理学療法について検討したので報告する.
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