Japanese
English
論述
股関節症に対するChiari骨盤骨切り術の適応と成績
Indication and result of Chiari's pelvic osteotomy for the coxarthrosis
広畑 和志
1
,
梁 復興
1
Kazushi HIROHATA
1
,
Fu-hsing LIANG
1
1神戸大学医学部整形外科学教室
1Department of Orthopaedic Surgery, Kobe University School of Medicine
pp.1062-1072
発行日 1979年11月25日
Published Date 1979/11/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1408906014
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はじめに
1955年Chiari3)が最初に骨盤骨切り術を報告した時には,4歳より9歳までの片側性の亜脱臼を伴う臼蓋形成不全を適応とし,関節裂隙の狭小化のあるものや著明な骨頭変形のあるものを除外していた.
その後,20有余年の間,多くの人6,8,11,13〜16)によりこの手術が追試され,今では臼蓋形成不全のある前股関節症は勿論のこと,進行した変形性股関節症や脱臼性股関節症にも適応が拡大されて来た.
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