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脊髄損傷に対する手術療法をめぐる最近の考え方
安藤 徳彦
1
1神奈川県総合リハビリテーションセンター
pp.343
発行日 1986年5月15日
Published Date 1986/5/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1518103563
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最近の脊髄損傷の原因は,交通事故が多数を占め,このために損傷脊椎も不安定性骨傷が多く,外科医が強固な内固定術を選択する大きな理由ともなっている.この要望に応えて,強力な固定性を有する器具が開発され,手術手技の進歩と共に,損傷脊椎に対する外科的整復・固定術が盛んに行われる傾向に拍車なかけているようである.以下に,代表的な外科的治療法を紹介する.そしてこれら治療法の有効性をリハ専門病院の立場から吟味してみよう.
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