プラクティカル・メモ
安価な歩行器・四脚杖の自作の試み
谷中 誠
1
,
広瀬 秀行
2
,
風間 忠道
3
1永井病院
2千葉大学付属病院
3国立療養所東埼玉病院
pp.138-139
発行日 1986年2月15日
Published Date 1986/2/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1518103515
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1.はじめに
臨床に携わっていると経済的問題に煩わされることが多い.患者の経済的負担や訓練室の運営上のコストの問題は避けて通れない頭の痛い問題である.特に公的扶助の対象から除外された補装具などは,臨床的に価値のあるものでも,高価なために,二の足を踏んでしまうことが多い.そこで,経済的問題の解決と,さらに,より個個の患者の障害に対応できる歩行器・四脚杖の自作を試みたので報告する.
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