Japanese
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特集 呼吸機能障害
呼吸筋力強化―その理論と実際
Respiratory Muscle Training: Theory and Method
若井 安理
1
,
金野 公郎
1
Yasumichi WAKAI
1
,
Kimio KONNO
1
1東京女子医科大学第一内科
1First Dept. of Internal Medicine, Tokyo Women's Medical College.
pp.588-592
発行日 1985年9月15日
Published Date 1985/9/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1518103396
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はじめに
呼吸筋は心筋に匹敵するvital pumpである.しかし呼吸筋は心筋に比べて筋自体が複雑なgeometryとphysiologicalなinteractionsを有し,さらには随意性および不随意性のcontrol下にあることなど,その検索範囲も広く研究targetとして温存されて来た.しかし近年呼吸筋の疲労による換気generatorとしての機能不全が呼吸不全の病態形成に重要な役割を果すことが知られ,呼吸筋不全という新しい臨床命題のもとに病因,診断,重症度判定,治療などの臨床アプローチがなされてきた1~6).
本稿においてはとくに呼吸筋強化を目的とする理学療法に焦点をしぼり著者らの知見を中心に述べる.
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