Japanese
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講座
摂食 2.栄養と障害者
Eating Mechanism. 2. Nutrition and The Disabled Persons
松本 啓子
1
Keiko MATSUMOTO
1
1神奈川県総合リハビリテーションセンター
1Kanagawa Rehabilitation Center.
pp.460-464
発行日 1985年7月15日
Published Date 1985/7/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1518103359
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はじめに
健常者における摂食は,ほとんど無意識の中で営まれている習慣的行為,と云えるであろう.ここでは多くの理由により,身体的機能が障害された場合の障害度や障害部位により摂食機能にどう影響するか,また摂食状況の如何により,その栄養状態はどう配慮されるべきかを考え,摂食に必要な機能を確認し,障害された機能を補う手段の検討を明示し,栄養状態の改善が障害度の進行を阻止出来ればと願い,また欠如された摂食機能の介助が,食形態の考慮により改善されれば,社会復帰後の見通しも明るいことを願い,未熟ではあるが経験的手法による実態を提示した内容にまとめた.なお今回は,主に成人施設を対象にしたものとした.
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