Japanese
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特集 評価
身障における評価の考え方
Principles of Evaluation in Physical Disabilities
古川 昭人
1
,
高田 政夫
1
,
小川 克己
1
,
山元 総勝
1
Akihito FURUKAWA
1
,
Masao TAKADA
1
1熊本リハビリテーション学院
1Kumamoto College of Rehabilitation.
pp.519-525
発行日 1982年8月15日
Published Date 1982/8/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1518102677
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はじめに
治療医学における「診断」のように,リハビリテーション医学における評価の位置づけの高さはよく知られていることである.
先人達は「リハビリテーション(以下,リハと略す)は評価に始まり,評価に終る」と,評価の重要性とその神秘性について唱えている.
しかし,診断学が長い歴史の中で培われ,膨大な情報量の分析・整理の結果として,大成されてきたのに比べ,評価学としての成り立ちは今一歩を踏み出したにすぎない.
今回,総論的ではあるが作業療法士(OT),理学療法士(PT)の立場から,これまでの臨床経験と浅薄な知識をもとに「評価」のとらえ方,また評価過程における患者の問題整理の方法について考えてみたい.
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