精神科作業療法
精神科作業療法の先達者に聞く(その1)―菅修氏に聞く(1)
菅 修
,
鈴木 明子
1
1北海道衛生部衛生大学設立準備室
pp.481-484
発行日 1979年7月15日
Published Date 1979/7/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1518101947
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
精神科で働く作業療法士にたいして,「作業療法とは何ですか.医師,看護婦やケースワーカーと同じようなことをしているのではありませんか」と尋ねられる.機能や役割を説明するに当ってPT・OTの法律ができる以前に作業療法を実践された先達の精神科医に当時の目的としていたことなどを直接お尋ねすることにした.最初に源流のお一人である菅修先生に伺った.気管支拡張症の先生の病床で2時間半に亘って質問を続けたが,お話くださった内容は訪問者だけのものとするには余りにも貴重なものなので誌上での質疑応答の形にさせて頂くことにし,今思うと先生のご快諾を得た頃はご容態も悪化して,すぐ後にこの世を去られたのであった.これから3回に分けて質疑応答を掲載していく予定である(鈴木).(なお,インタビュアは鈴木,関,小林,澤の4氏である(編集室))
Copyright © 1979, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.