--------------------
編集後記
荻島 秀男
pp.515
発行日 1978年7月15日
Published Date 1978/7/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1518101726
- フリーアクセス
- 文献概要
- 1ページ目
理学療法士,作業療法士ともにそれぞれの国,社会,地域におけるニードに対応して自らの活路を見出し,新しい職種(もう新しいとは言えないかもしれぬが)としての発展を遂げる事が望ましい.インドやアフリカでは癩病や寄生虫による機能障害に対処しているセラピストを見かけるが,その点我国はいわゆる文明国の仲間入りをしているので疾病構造も欧米型に近い.とすれば今後,我国でも内部疾患に対応出来るセラピストの数と質の確保が必要となるだろうし,障害を予防するという面でリハビリテーションプロセスの中の救急,慢性期と並んで予防面での需要が大となるであろう.
Copyright © 1978, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.