本の紹介
サリドマイド児等両上肢障害児―日常生活動作・教育・職業―上肢障害児福祉研究会代表 手塚直樹編
山田 瑞子
1
1整肢療護園
pp.282
発行日 1978年4月15日
Published Date 1978/4/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1518101667
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上肢障害児福祉研究会代表 手塚直樹編
昭和35年から38年をピークに前後して生じたサリドマイド禍は,多くの問題を残しながら,10余年の歳月を経て法的目処がつけられた.対象児らの多くは,かつて,乳幼児期から低学齢期を中心に,基礎的医療管理や素手による生活適応能力の向上及び拡大をはかり,一方では,義手使用による能力の開発が行なわれてきた.これらの児童の出生から現在までを十分に掌握し,やがてそれぞれの学校から社会へ巣立つ本人達をはじめ家族やリハ関係者のよき道しるべとなる書を紹介したい.
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