プログレス
副子療法が中心となる外傷後拘縮の予防と治療/職業リハビリテーション(3)
田島 達也
1
,
松井 亮輔
2
1新潟大学医学部整形外科学教室
2身体障害者雇用促進協会
pp.195
発行日 1978年3月15日
Published Date 1978/3/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1518101645
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外傷は最も発生率の高い手の疾患群でその大多数が拘縮(自動的・他動的ROM制限)を後遺する・これに対し長期間焦点が明確でないマッサージ,バイブラバスなどの「理学療法」が施されている例は現在なお少くない.
外傷を蒙った手に対してはまず予期される拘縮発生を予防し,既に発生している拘縮に対しては,その病態に応じた有効な治療が必要だがこれらの目的で合理的な固定・矯正副子療法が最大の威力を発揮する.
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