Japanese
English
第2回「理学療法と作業療法」賞・受賞論文
入賞:重度CP児の下肢でのADL訓練の経験
ADL Training to the Lower Extrimities of Severe Graded CP
斎藤 康弘
1
,
多田 キヌ
1
Yasuhiro SAITOU
1
1青森県立あすなろ学園
1Asunarogakuen
pp.905-912
発行日 1977年12月15日
Published Date 1977/12/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1518101598
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緒言
CP児に対しての治療訓練について,諸家の方法があるが,その主たる目標はADLの自立にほかならないと思う.
Deaverは,自分の身のまわりの仕末を含む手の最大限の利用を強調しているが,著者らは両上肢の機能が全く期待できない重度CP児に対して,下肢を上肢の代償として利用させるため積極的に訓練を行い,短期間でADLの自立を獲得できた症例を経験したので報告する.
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