座談会
CP児療育におけるボバースの方法について―その実際と効果
アンネ パーぺ
1
,
インドルフ クリスチーネ
2
,
ヒルツェル クラウディア
2
,
河村 光俊
2
,
上村 孝司
2
,
松村 秩
3
1徳島県立盲学校リハビリテーション
2愛知心身障害者コロニー
3都養育院付属病院リハビリテーション部
pp.692-697
発行日 1973年9月15日
Published Date 1973/9/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1518100706
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今,わが国に来て活躍されている外国のPT・OTの方は何人かおられるが,その方達は日本のリハビリ界にどのように溶けこんでいるのであろうか.彼(女)等は,どのような動機で日本に来たのか,日本の医療現実をどうとらえているのか,自分(自国)の理論を日本で充分に実現できるのか等々,これらの点を知ることはわが国のPT・OTにとって興味あることであろうし,大いに触発される所もあるであろう.この座談会においては,現在来日中のアンネ・パーペ,クリスチーネ・インドルフ,クラウディア・ヒルツェル,の3人のPTの方をお招きして色々語ってもらった.また,3人ともボバース法を正規に学んでおられるので,おのずと話題の中心はヨーロッパ・日本におけるボバース法の問題となったが,まだ導入段階であるボバース法を理解する上で,ひとつの手助けにもなれば幸である.尚,通訳は全面的にリハビリテーション学院の矢谷令子先生にお願いした.
(編集室)
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