FORUM フォーラム ふぉーらむ
実習生の評価は何故難しいのか
奈良 勲
1
1有馬温泉病院
pp.671
発行日 1977年9月15日
Published Date 1977/9/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1518101545
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- 文献概要
学生が実習の達成内容を評価されるのは,古今東西共通したことである.もともと評価とは,学習目標の到達度を学生・教師が知り,それにもとづいてより効果的教育の在り方を見い出していくことにあろう.しかし,評価は,入学,進級,卒業の判定の資料ともなり,かならずしも,学生の教育方針に活用されるとはかぎらない.例えば,国家試験は,専門家としてのスタートを認めるか否かの能力判定といえよう.国家試験の成績に応じて,国が専門家の卒後教育を考えるわけでもない.
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