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講座
運動学シリーズⅥ 足部と足関節の運動学(2)
Kinesiology of Foot and Ankle Joint(Part Ⅱ)
丸山 仁司
1
Hitochi MARUYAMA
1
1東京都板橋ナーシングホーム・リハビリテーション室
1The Itabachi Nursing Home Tokyo Metropolitan.
pp.625-636
発行日 1977年8月15日
Published Date 1977/8/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1518101539
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C.後足根骨間の関節
距骨下関節(Subtalar Joint)
関節面
距骨関節面は三面がある.後関節面は四辺形で長軸は前下外側より後上内側へ走り著しく凹であり,短軸に対しては平担であろ.前,中関節面は小さく平坦で距骨の関節表面は上下より内外に大きい球の一部である.前関節面と中関節面は溝(groove)により分けられる.踵骨の関節面も三面あり,後関節面は凸で距骨と反対である.前,中関節面は載距突起の上にあり形は距骨の前,中関節面と同じであるが大きさはむしろ小さい.中関節面は後関節面より垂直位で,前関節面は後関節面より水平位である.
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