特集 運動療法
<随想>
運動療法と心理技法
金子 翼
1
1府中リハビリテーション学院
pp.1012
発行日 1976年12月15日
Published Date 1976/12/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1518101367
- 有料閲覧
- 文献概要
運動療法,つまり身体を動かして機能向上のための各種の運動・動作をする(させる)ということは,それだけでもある程度の心理的な影響,あるいは意義があるのだが,これは,あくまでも自然発生的,偶然的,無意識的(therapistにとってもclientにとっても)なものであることから,それだけ―つまり運動をする(させる)―では運動療法イコール心理療法とはいえない.
Copyright © 1976, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.