特集 研究法
英語での論文の書き方
鈴木 明子
1
1府中リハビリテーション学院
pp.619
発行日 1976年8月15日
Published Date 1976/8/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1518101283
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英語の論文を読めるだけでなく書くこともできると便利である.PTやOTにとって身近な雑誌といえば,アメリカPT協会発行のPhysical TherapyとアメリカOT協会発行のAmerican Journal of Occupational Therapyであろう.この2雑誌に水準を合わせて投稿のための書き方について述べる.
日木語で書いて科学論文でないものが英語に訳してよく変わる筈はないので,投稿者の科学的思考が第一義となる.大まかな点をあげると,全く新しい発見であるとか,他の研究者の理論が正しいのか誤りかのフォローアップ,ある仮説をたてて実証を試みるとか,データを統計的に処理してみたとかが骨子となるであろう.
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