とびら
農村地域の理学療法
駒沢 治夫
1
1北村山公立病院
pp.714-715
発行日 1974年12月15日
Published Date 1974/12/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1518100930
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農村地域に於ける理学療法を何如に進めるべきか悩まされている.
理学療法部門に於ける治療が終りに近づくと,私の病院は地域に於ける唯一の一般病院になっているために,その性格からして,慢性疾患の長期入院は許されない,むしろPlateauに達する以前にも,退院しなければならないのが現状である.
本来ならば,一般病院での処置が終って慢性期の障害者を扱う,リハビリテーション・センター的な医療機関に転院をすすめるべきであるが,地方によっては,それ等の施設をもっていないために,一般病院が両方の性格を兼ね備えさせられているのが実状である.
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