Q and A
Q and A
谷岡 淳
1
,
谷合 義旦
2
1自治医科大学
2神奈川県立ゆうかり園
pp.430-431
発行日 1974年6月15日
Published Date 1974/6/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1518100860
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Q 谷合先生はCP児童のリハビリテーションに作業療法士の立場で御活躍されていらっしゃいますが,指導員,保母や教諭を含めたCP就学児童とのかかわり合いについて御指導をお願い致します.
A CP児童とのかかわり合いについて述べる前に,正常児(普通児)の「養育」について両規,家族をはじめ一般の人々がどう考えてかかわっているかを述べたいと思う.
正常児を持つ世の親たちでも自分の子供の「養育」に頭を悩まさない人はいないと思う.
子供は両親や周囲の人々の“まね”(模倣)をすることからはじまり,自我(ego)と他人から取り入れた超自我(Super-ego)との間に葛藤を経験しながら理想像を形成するまで,パーソナリティは発達し形成されてゆく.
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