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本の紹介/歩行と跛行―正常および病的歩行の研究―R.J. et P. Ducroquet・著 鈴木良平・訳/精神科作業療法の理論と実際―現状と反省―井上正吾編集
藤本 欽也
1
,
松本 妙子
2
1甲州中央温泉病院理学療法室
2医療法人清生園
pp.284
発行日 1974年4月15日
Published Date 1974/4/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1518100822
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原書は1965年フランスで出版,以後英語訳出版もなされたが,我が国では一部,特に運動動作学関係分野の人達に知られているにすぎなかった.以前よりその内容のすばらしさから日本語訳出版がなされ多くの関係分野への人々に紹介される事が待ち望まれていた本である.今日の運動学の技術研究の進歩はめざましく,歩行に関しても各種機械器具類の急速な開発化,綿密高度な観察検討と臨床面での積極的導入がなされている現状下で特に基礎的な面でこの本が我々に対して示唆するものの意義は大である.
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