とびら
リハビリテーション医学向上のために―はじめよければおわりよし
赤津 隆
pp.5-6
発行日 1973年1月1日
Published Date 1973/1/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1518100548
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リハビリテーション医学が日本において向上をつづけるためには,まず第一に人の充実が必要である.
リハビリテーションに理解と知識をもった医師が増えることはもちろんであるが,当然同時に重要なメンバーであるパラメディカルスタッフの充足と地位の向上も必要であり,今なお制度化されていない多くの職種の身分確立を急ぐことも必要である.しかし人を得るには時間がかかり一朝一夕にはなし得ないことである.またリハビリテーション医学の向上を足ぶみさせているもう一つの盲点は,現在ほとんど円滑に行なわれていない医学的リハビリテーションと職業的リハビリテーションの連携である.
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