座談会
国際螢光眼底シンポジウム:今後の動向—最近の国際眼科学会から
松井 瑞夫
1
,
箕田 健生
2
,
茂木 劼
3
,
清水 弘一
4
,
宇山 昌延
5
1日大
2東京厚生年金病院
3虎の門病院
4群大
5関西医大
pp.1360-1373
発行日 1976年12月15日
Published Date 1976/12/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1410205552
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
宇山(司会)今年の3月28日から4月1日まで,ベルギーのゲントで国際螢光眼底シンポジウム--一番最初がフランスのアルビー,その次が日本で,1972年に東京,それに続いて,ゲントは第3回になりますが,螢光眼底の国際学会が行なわれました。非常に盛会で,全体で350人ほどの出席者があり,その中で,日本からは30人余り出席されており,演題も,全体で90数題のところに日本から10題余り採択されていました。このように日本からもたくさん出席,講演されて,大いに有意義な会であつたわけです。
今日は,この会に出席され,そして,いままでにも螢光眼底について大いに研究を進めておられる先生方に集まつていただいて,その会の模様の紹介と,これから螢光眼底検査がどういう方面に発展していくか,という展望をかねてお話しいただきたいと思います。群馬大学の清水弘一教授も本日のメンバーに予定されていましたが急にこられなくなりましたので,誌上参加していただきます。皆さんどうぞよろしくお願いいたします。
Copyright © 1976, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.