Japanese
English
研究と報告
上肢電動義肢によるリハビリテーション―両側アメリー児を中心として
Rehabilitation of children with bilateral ameria with electric U/E prosthesis.
野島 元雄
1
,
山田 貞夫
2,3
,
大滝 美智子
2,3
,
安芸 晴美
4
,
泉 純子
4
,
犬伏 絢子
4
,
小松 忠雄
4
,
高木 路子
4
,
谷 保宏
4
,
玉田 京子
4
,
西岡 サヨ子
4
,
西村 幸子
4
,
根津 郁雄
4
Nojma Motoo
1
,
Yamada Sadao
2,3
,
Ohtaki Michiko
2,3
1徳島大学整形外科
2徳島県立盲学校リハビリテーション科
3徳島大学付属病院物療部理学療法
4徳島県立盲学校リハビリテーション科
pp.62-68
発行日 1969年6月9日
Published Date 1969/6/9
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1518100228
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はじめに
1965-60年にかけ,西ドイツに端を発し,本邦をも襲った悲惨なサリドマイド禍に対しては,悲劇の中心をなしたヨーロッパにおいては,種々の対策が実施され効をあげている.最近,本邦においても国家的にとりあげられ,収容施設・義肢交付の問題を実施に移さんとしている.
私どもは,上肢ヂスメリーに関して義肢を最も必要とするアメリー児・フォコメリー児を中心として,開発された徳大式上肢電動義肢により,就学,あるいは社会復帰を目標として,リハビリテーションプログラムをくふうし,実施している.ここにその実際を紹介する.
まず,上述,徳大式上肢電動義肢の概要を紹介する.
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