特集 耳鼻咽喉科MEの進歩
IX.医用材料
修復資材(喉頭・気管)
秋山 欣治
1
Kinji Akiyama
1
1獨協医科大学気管食道科
pp.927-931
発行日 1981年10月20日
Published Date 1981/10/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1492209346
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I.はじめに
近年,高分子化学の発達にともない,従来の金属,ゴム製品に代って種々のプラスチックが医療用資材として用いられ,新しいデザイン,材質のものが開発,製品化されている。
喉頭,気管領域においても,声門閉鎖不全へのシリコン樹脂注入,喉頭,気管狭窄の治療に用いるプロテーゼ,気管カニューレ(気管チューブ),人工気管,接着剤などに応用利用され,その有用性が認められている。
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