創刊50周年記念特集 今日の耳鼻咽喉科/治療のコツと全身管理
咽喉頭—症候と疾患
唇裂・口蓋裂
山下 公一
1
,
塚田 貞夫
2
1金沢医科大学耳鼻咽喉科
2金沢医科大学形成外科
pp.831-833
発行日 1978年10月20日
Published Date 1978/10/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1492208767
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口唇・口蓋系の発生異常は国際分類法に見られる通り,切歯孔の前方(一次口蓋)とその後方(二次口蓋)にわたる種々の形と程度のものが見られる。したがつてその治療方法は披裂(破裂と呼ぶより披裂がよい)の形と程度によつて多少異なるところがあるが,基本的には形態ならびに機能解剖学的により合理的な再建を行なうことを目的としたものでなければならない。
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