鏡下咡語
耳鼻科と超短波治療
志井田 守
pp.526-527
発行日 1976年7月20日
Published Date 1976/7/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1492208375
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電気治療というと何かとりつき難い感じで敬遠されがちである。超短波が治療に応用されるようになつて半世紀近くなるが,これほど有効かつ安全な治療法でありながら十分普遍化しなかつたのは何故であろうか。俗に身体に電気をかけるということで最悪の場合感電死までも連想するからであろうか。あるいはヂアテルミーと超短波治療の混同があつて,両者の相違が十分理解されていないのであろうか。鏡下咡語の原稿依頼を幸い今回は超短波治療のすすめを述べることにする。
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