特集 最近の顔面神経障害の基礎と臨床
顔面神経の障害とその局所診断
隈上 秀伯
1
,
渡辺 勈
1
1長崎大学医学部耳鼻咽喉科学教室
pp.737-745
発行日 1971年10月20日
Published Date 1971/10/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1492207691
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
顔面神経麻痺の部位診断にあたつては,顔面神経活動の観察のほかに各種の耳科的検査,平衡機能検査,一般の神経学的検査あるいはX線検査などを行なつて総合的な判定が下される。
とくに中間神経に関連する諸症状は末梢性顔面神経麻痺の障害部位の診断に重要な手がかりを与えてくれる。
Copyright © 1971, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.