鏡下耳語
医学教育—何が可能で何が不可能かなど
鈴木 淳一
1
1東京大学耳鼻咽喉科学教室
pp.154-155
発行日 1968年2月20日
Published Date 1968/2/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1492203914
- 有料閲覧
- 文献概要
私は昨年の秋訪米の機会に主だつた大学や病院をいくつか訪問,見聞する機会を得ましたので,ご報告かたがた感想を述べてみたいと思います。
インターンや若い医局員のカリキュラムや待遇改善をめざしての活動が激しくなるにつれて,わが国の医学教育問題もその改革のしおどきを掴みかけています。このようなさいに,少なくとも臨床教育においては先進していると思われる米国の実情をじかに見たことは私にとつて有益であつたと思います。
Copyright © 1968, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.