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国際学会断想(第3報)
西端 驥一
1
1慶応大学
pp.629-631
発行日 1962年7月20日
Published Date 1962/7/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1492202889
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昭和37年5月25日国際実行委員会の金曜会に常任顧問として初めて出席してみた。会長に落選した老骨を哀れと見て,常任顧問と云う世にも珍らしい役をつけられたのであろう。一会員で沢山なのにと,出渋っていたのだが,全然出席しないと,ひがんでいるとか,協力しないとか,妙な角度から非難されるので困った。立派な会長,副会長,実行委員長,部長と綺羅星の如く,お歴々が揃っているのに,今更この私に何の必要があろうか。強いて考えれば,時たま憎まれ口をきいて欲しいと云った処でもあろうか。
その御趣旨に沿うように感想を述べて見たい。
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