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最近行つている私の扁桃摘出術
市原 正雄
1
1昭和医科大学耳鼻咽喉科教室
pp.724-725
発行日 1959年9月20日
Published Date 1959/9/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1492202315
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吾科領域に於ける手術の中で最も頻回に,簡易に行われるものの一つは扁摘手術である。其の術式に至つては百人百様であり,要は最も自己の適すると思われる方法で術を施行すべきであると考えられる。
先に耳鼻咽喉科25巻12号(扁桃摘出の病理と手術)誌上に於て諸家の見解並に術式は詳細に記されているが,本手術に際して最も注意が払われているのは術中,術後に於ける出血であると思われる。
Ichihara describes a separator which he has designed to facilitate a complete removal of tonsillar tissues in tonsillectomy.
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