論説
「さ」行、「た」行、「な」行、「ら」行發音障碍の一例—佐藤教授開講二十周年紀念論文
飯田 收
1
1東京慈惠會醫科大學耳鼻咽喉科教室
pp.157-160
発行日 1948年8月1日
Published Date 1948/8/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1492200082
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發音障碍中最も多く遭遇するものはシグマテイスムス即ち「さ」行發音障碍である。西歐の文献に於てはこれに關する記載は多いが本邦に於ては僅かに10例を越す程度に過ぎない。
單に「さ」行發音障碍に止まらず他の行の發音障碍が複合する症例の報告は遙かに少數である。
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