Japanese
English
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泌尿器科領域におけるP−6224の臨床経験
CLINICAL EXPERIENCES OF P-6224 IN UROLOGICAL FIELD
数田 稔
1
,
梶尾 克彦
1
,
石部 知行
1
Minoru KAZUTA
1
,
Katsuhiko KAJIO
1
,
Tomoyuki ISHIBE
1
1広島大学医学部泌尿器科学教室
1Department of Urology, Hiroshima University School of Medicine
pp.1303-1307
発行日 1966年12月1日
Published Date 1966/12/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1491204528
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I.はじめに
泌尿器科領域にあつては,尿路感染症はしばしば遭遇する代表的な疾患であり,優秀な抗生物質ないし抗菌製剤が次々と開発され,その治療が容易になつたかの感があつたが,この様な化学療法の進歩にもかかわらず,尿路感染症の治癒率は意外に低いことが指摘され,しかも,抗生物質の普及前よりむしろ罹患率が高いとさえいう人もある。
また感染菌の耐性化し,菌交代現象などが注目され始めた。
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