Japanese
English
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泌尿器科領域における60%Conrayの使用経験
CLINICAL EXPERIENCE WITH CONRAY IN UROLOGICAL FIELD
杉田 篤生
1
,
小野寺 豊
1
,
鈴木 騏一
1
Atsuo SUGITA
1
,
Yutaka ONODERA
1
,
Ki-ich SUZUKI
1
1東北大学医学部泌尿器科学教室
1Department of Urology, Tohoku University School of Medicine
pp.629-637
発行日 1966年6月1日
Published Date 1966/6/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1491204396
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I.緒 言
泌尿器科領域の検査技術の進歩にともなつて,静脈性腎盂造影法は泌尿器科のみならず,内科,外科領域においてもroutine testとして広く行なわれるようになつてきた。また腎血管造影法もその臨床的価値が高く評価されるようになり,教室においてもすでに318例に対して施行している。
今回第一製薬株式会社より新尿路,血管造影剤として60%Conrayの提供をうけたので,これを静脈性および逆行性腎盂造影法,さらに腎動脈造影法に使用し,その造影力および副作用について検討するとともに,従来私共が使用している造影剤との比較検討を行ない,2,3の知見をえたのでここに報告する。
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