Japanese
English
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尿膜管癌の2例
TWO CASES OF THE URACHAL CARCINOMA.
三浦 忠雄
1
,
加藤 哲郎
1
,
鈴木 騏一
1
,
杉田 篤生
1
,
加藤 正和
1
,
小野寺 豊
1
Tadao MIURA
1
,
Tetsuro KATO
1
,
Kiichi SUZUKI
1
,
Atsuo SUGITA
1
,
Masakazu KATO
1
,
Yutaka ONODERA
1
1東北大学医学部泌尿器科学教室
1Department of Urology, School of Medicine, Tohoku University
pp.391-395
発行日 1966年4月1日
Published Date 1966/4/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1491204340
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I.緒 言
胱膀頂部に発生する腫瘍に中には,尿膜管に原発する所謂尿膜管癌のみられることがある。しかしその頻度は比較的稀で1964年までの本邦報告例は69例に過ぎないが,臨床的に特異な所見を呈する場合が多く,その診断,治療にあたつて屡々問題がみられる。
最近私共は尿膜管癌の2例を経験したので,その経過を述べると共に,多少の文献的考察を試みた。
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