Japanese
English
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疼痛が先行したGlomustumor症例
A CASE OF GLOMUS TUMOR PRECEDED BY PAIN
井村 春光
1
Harumitsu IMURA
1
1旭川赤十字病院皮膚科
1Darmatologic Clinic, Asahikawa Red Cross Hospital
pp.133-135
発行日 1964年2月1日
Published Date 1964/2/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1491203699
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I.はじめに
Glomustumorは1812年WoodによりPai—nful subcutaneous tubercleとして報告され,1924年Massonによつてその組織像が明らかにされたものである。
本症は欧米においてはすでに300例をこえる報告がみられているが,本邦においては1934年愛須1)によつて第1例が報告されて以来動脈性血管筋神経腫又はGlomustumorとして現在まで北村2)が7例を,長島が43例をまとめているが,今回著者は疼痛を前駆として左上腕下端に発生した症例を経験したので報告する。
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