Japanese
English
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猩紅色白癬菌の電子顕微鏡的観察
AN ELECTRONMICROSCOPIC STUDY ON TRICHOPHYTON RUBRUM
石原 和之
1
,
野口 義圀
1
Kazuuki ISHIHARA
1
,
Yoshikuni NOGUCHI
1
1横浜市大医学部皮膚科教室
1Department of Dermatology, Yokohama University School of Medicine
pp.729-734
発行日 1963年8月1日
Published Date 1963/8/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1491203566
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I.はじめに
猩紅色白癬菌は周知のごとく1910年にCastell-aniあるいはBangによつて記載されたもので,本邦では太田1)がその存在を確認した。
本菌は,汗疱状白癬,斑状小水疱性白癬,頑癬および爪白癬の主要病原菌として,またときに頭部浅在白癬,ケルスス禿瘡および汎発性猩紅色菌症等を惹起することが知られている。
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