Japanese
English
原著
膿皮症を合併せる面皰母斑の1例
A CASE OF NEVUS COMEDONICUS ASSOCIATED WITH CHRONIC PYODERMIA
田久保 浩
1
,
中条 一
1
Hiroshi TAKUBO
1
,
Hajime NAKAJO
1
1慶応義塾大学医学部皮膚科泌尿器科教室
1Dermatol. Dept., Keio University. School of Med
pp.603-606
発行日 1961年7月1日
Published Date 1961/7/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1491203091
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I.緒言
面皰母斑は1895年Kofmannにより,又1896年にはSelhorstにより報告され,以来種々の名称で報告されているが稀な疾患である。本邦に於ける報告は1914年(大正3年)の岡村例を第1例とし,現在迄,我々の調査せる範囲では,17例の報告がある。我々は最近面皰母斑に膿瘍性穿掘性慢性膿皮症を合併した症例を経験したのでここに報告する。
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